コラム

のれんに腕押し

とあるコンサルティングのヒアリング時に幾度となく日系企業様が口にされた「のれんに腕押し」

どれだけ熱心にご指導されてもベトナム人のエグゼクティブになかなか響かない、変わらない、そのジレンマと空振り感。

まさに多くの日本人ビジネスマンの疲労される思いと現状を代弁された言葉であると思いました。事実、その後も他企業様より幾度となく同じ言葉を耳にしました。

そこにはたくさんの”ズレ”が存在しているのです。
指導のスタートラインのズレ、理解力のズレ、経験値のズレ、意識のズレ。。。

その状況を改善するにはやはり異文化での”ピント合わせ”が必須です。

この根本問題は言うが易しで、軽視されやすいのだと思いますが、日本では必要のない視点、スキルだからこそハードルが高く、異文化におけるズレを学び、気づき、ピントを合わせる事が空振りと成果の分かれ道なのだと弊社は考えております。

日本的なバイアスを横に置いて、目の前の出来る範囲から異文化のピント合わせをして参りましょう。

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